クルマが輝いていた あの頃。 私にとって、昭和のクルマたちは父、祖父、近所のお兄さんたちが乗っていた時代。 一目散に助手席へ座り、大人たちの話を聞き、運転する姿を見て、 自分なりにクルマへの理解を深めていったのです。 そして、将来を夢見ていました。 あんな所へ行ったな。いつかあのクルマに乗るんだ。 車内で流れていた音楽、街並み、若かった両親、ガールフレンド。 多感な時期の様々な体験。そんなことがどんどん蘇ってくるのです。
やっぱりクルマが大好きだ
憧れたクルマをリスペクトしたリビングチェアー
普段の生活に、やっぱそんな椅子が欲しかった。
実車の4/5スケール
クルマのシートをそのまま生活に持ち込むと、オーバーサイズでとても重い。 イメージはそのままにダウンサイジング。 室内インテリアとのマッチングを図りました。 ちょうどダイニングチェアーと同じサイズ感です。 また、フレーム、シート内部構造は全て木製なので、 実車シートのように重くなく、簡単に持ち運びが可能となりました。
ここまでやるとは・・
ただのミニチュアにはしたくなかった。 例えば、座面の奥行き。ここは実車と同寸法にすることにより、 あたかもクルマに乗っている錯覚を覚えます。 比率がくるった違和感は、緻密な計算によるデフォルメを加えました。
DEN GTチェアーは木製家具として開発しておりますが、 シート内部は、実車と同じバネ構造とし、ウレタンの積層配分に研究を重ね 当時の座り心地を再現しています。
脚フレーム部分は、それぞれのクルマをオマージュした形状を採り入れています。 樹種は実車の木目に近い、ウイスキーの樽などに用いる強度のあるオーク材。 ステアリング、ウッドパネルに合わせた色合いで着色。 所有感を一層満足させる仕上がりとなっています。
D木製部分は、クルマ好き家具職人による手仕事。永年の経験を活かした仕上がりをお約束します。 表皮レザー縫製は、1つ1つ、熟練の椅子張り職人による仕事。 実車縫製を忠実に再現しています。
構造体はJIS規格の家具耐久性試験を実施。 普段の生活において安心してご使用いただけます。
DEN GTチェアーは、日産自動車株式会社 製品化許諾を取得しています。 背面には、公認を示すコーションプレートが付きます。
「GTチェアー」は、木工のデンの登録商標です。
これからのストーリーは、それぞれの体験の中にあります。