2013年12月アーカイブ

皆さんこんにちは。

久々のブログ更新です。 すっかり冬になってしまいました。。 

 

先日、「母の嫁入り道具の50年以上前の鏡台を修理して欲しい」 との依頼を受けました。

家を新築したので、永年使ってきた鏡台もリフレッシュしたいとの事でした。

再生修理を行い納品してきましたので、こちらのブログで紹介したいと思います。

 

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パッと見は、再塗装すれば綺麗になると思いましたが。。

 

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よく見ると。

 

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あらら、、

 

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扉の蝶番は新しい物に取り替えです。

 

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まず、現状の塗膜を剥がし、元の木地を出します。

と思いましたが、 やっぱ昔の鏡台ですね。漆で仕上げているみたいです。

サンダー、溶剤では全く歯が立ちません。。

そこで、表面は突き板(薄くスライスされた板)を貼ることにしました。

 

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突き板を貼る為に、凸凹をならし下地を整えます。

 

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引出し内部は、化粧品がこぼれたみたいで、ベトつき、汚れが堆積しています。

溶剤で削ぎ落とし、サンドペーパーで磨き再塗装でリフレッシュします。

 

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突き板貼りをしました。

今回は、モダンな部屋に合うように、オーク(ナラ材)を選択しました。

上部の鏡ベース部分は、再利用が困難だった為、同形状で作り直しました。

 

 

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中央の引き出しは紛失していたので、新規に作ります。

 

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再利用する金物は、磨いて錆を落とし、防錆処理を施してから塗装します。

 

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鏡は、永年の汚れで曇ってますね。。

 

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ガラス用研磨剤で磨いてやると、まだこんなに綺麗になりますよ♪

 

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部品を組み上げて完成です。

 

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そして、お客様の元へ帰っていきます。

 

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見違えった姿に驚き、大変喜んで頂けました。

 

母から娘へ 世代を越えて 。。

愛着あるモノの再生修理は、 

お客様、木工職人。  お互い幸せな気分になりますね。